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映画、プログラミング、モーターサイクル、猫、SW20

Conviction(USA/2010)

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監督:トニー・ゴールドウィン

脚本:パメラ・グレイ

出演:ヒラリー・スワンク、サム・ロックウェル、ミニー・ドライバー、ジュリエット・ルイス

配給: フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

公式サイト

評点(5点満点):

4half_star



ストーリー

物語は、1980年代のマサチューセッツの田園都市で始まる。ケニー(サム・ロックウェル)とベティアン(ヒラリー・スワンク)のウォーターズ兄弟は、両親が離婚するなど厳しい環境のなかで、幼いころから非常に仲のよい兄妹で、やがて成人して、それぞれ家庭をもつようになる。しかし、1983年にケニーは、2年前におきた女性の惨殺事件の嫌疑で逮捕される。そして、裁判では、ケニーの離婚した妻ともうひとりの女性の不利な証言もあり、第1級殺人と武装強盗の2つで有罪となり、仮釈放なしの終身刑の判決を受けてしまう。ベティアンは、兄の無実を信じ、その日から、兄の救出に向けての彼女の戦いが始まった。。。。

 

コメント

ベティアン・ウォーターズは、実在の人物で、この話は実話にもとずいた映画化である。決して派手な法廷ドラマなどではないが、心を動かされる映画となっている。幾度かの絶望の縁に立たされる時、そして決してあきらめない主人公を、スワンクが力演している。こういう役は、彼女はぴったりである。彼女を支える同じ弁護士として、ミニー・ドライバーが脇をしめている。なお、最近、とんと見なくなったジュリエット・ルイスが、検察側証人役で出ている。

 

結論

ジーンとくるようなストーリーを見たい方は是非。

参考サイト
http://www.boston.com/news/local/breaking_news/2009/07/by_jonathan_sal_4.html

注:この映画の日本での公開予定は未定である。

 

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ワシントンDC&ニューヨーク地下鉄乗車記

Washington DCNYCの地下鉄乗車記

 

Washington DCの地下鉄

DCの地下鉄は、比較的、日本の地下鉄に似ている。路線は、赤、青、黄、緑、オレンジの5路線だが、車体が、その色で塗られているわけではない。車両前面と車両横にある表示板にYellowなどとという表示があるだけ。車両は、全路線で共通のものを使っている。

ここは、チケットは、区間に応じた段階制の料金だが、最低区間でも、$2ほどするので、安くはない。

車両には、日本の地下鉄のような凝った行き先表示などはない。次の停車駅は、マイクでアナウンスされるだけ。

地下にある駅は、戦争時を考慮して、防空壕としての利用も考慮されていて、かなり頭上空間が大きい。

DCの地下鉄駅では、下りのエスカレーターが、電気代節約の為か、止まっていることが多い。ちなみに普通の階段はないので、動いてないエスカレーターの上を歩くことになるが、駅が深いところにあるので、結構な段数がある。

これだけだと、なにが日本の地下鉄と似ているのか、あまり、ピンとこないかもしれないが、それは、日本とおお違いのNYCの地下鉄のところを読めばわかる。

 

NYCの地下鉄

NYCの地下鉄は、以下の点で、日本の地下鉄とは、おお違いがある。

 

  1. 運賃は、$2.25の定額で、地下鉄構内へ入るとき、チケットをスキャンして、出る時は、ノーチェック。

  2. 複々線が普通。末端部分は、複線。

  3. 急行がある。急行は、止まらない駅がある。

  4. 凝った車内表示はない。あっても、LEDドットディスプレイくらいのもので、日本のようなLCDディスプレイなどはない。

  5. 吊り広告もない。

  6.  24H運転。

この運賃定額制というのは、すごく安くて便利。7日間乗り放題は、$27。ただし、このシステムは、来年1月に変更になる模様。

路線は、全部で20近くもあり、アルファベットと数字が路線名。マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクスをカバーしている。歴史的理由か、駅がくっついておらず、一旦、地上に出て歩かないといけない場合がかなりある。あと惜しまれるのは、ラガーディア空港へは直接乗り入れておらず、クイーンズのジャクソンハイツというところにあるバスターミナルでバスに乗らないと空港へはいけない。なんで、ラガーディアまで、地下鉄を延伸しないのだろう?

JFK空港も、直接乗り入れではなくて、クイーンズのジャマイカで、エアトレイン(無人のライトレール)に乗り換えないといけない。

マンハッタンでは、車が込んでいることもあり、バスは時間がかかる。だから、地下鉄の利用は多くて、いつも、相当な人が乗っている。

NYCの地下鉄は、DCの地下鉄にくらべて、車両が古い。そろそろ、車両更新してもよいころだと思う。NYCDCも、車両はそれなりの綺麗さだが、日本の車両の綺麗さとは、違う。特に、窓ガラスの透明度は、歴然の違いがある。日本では、おそらく、毎日、洗車してるんだろうが、NYC,DCのどちらも、数日間隔でしか、洗車してないと思う。NYCの地下鉄は、地下部分がほとんどなので、窓は、綺麗でなくても、関係ないといえば関係ないが。

 

NYCのタクシー(おまけ)

マンハッタンは、やはり、黄色のタクシーが沢山流れている。場所によっては、30%超がタクシーじゃないのか、というくらい流れている。車種は、大半は、Grand Marquisか、Crown Victoriaだ。

NYPDも、Crown Victoriaを愛用しているので、街には、黄色か、白青ツートンのCrown Victoriaが沢山走り回っている。一部、SUVのタクシーもある。SUVタイプのは、ハイブリッドのFord Explorerが多い。

運転手は、いかにも移民してきました、という中東系、インド系、中南米系の人ばっかりみたいだ。(なぜか、中国、韓国、日本と思われる人は、みないような)

 

ガジェット利用(おまけ その2)

日本ほどではないが、やはり、スマートフォンやMP3の利用は多くなってきている。特に、DCの地下鉄は、基本的に、スター型の路線なので、乗り換え数が少なくて目的地にいけることと郊外部分は地下でなくて地上で波がはいることもあり、ガジェットを利用している人は多い。NYCのマンハッタン部分では、ほとんど地下で波が入らないこともあり、スマートフォンなどの車内での利用率は、DCより低い。

 

 

 

Fair Game(USA/2010)

Fair Game(USA/2010)220px-Fair_Game_Poster

監督:ダグ・リーマン

脚本:ジェズ・バターワース、ジョン・バターワース

出演:ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン

配給:サミット・エンターテイメント

公式サイト

評点(5点満点)

5star

ストーリー

物語は、ジョージ・W・ブッシュの第1期である、2002年から始まる。バレリー・プレーム(ナオミ・ワッツ)は、CIAの秘密作戦要員で、身分はパブリックにはなっていなかった。夫は、リタイアした外交官のジョー・ウィルソン(ショーン・ペン)で、2人の子供とともに、ワシントンDC郊外にすんでいた。当時、ブッシュ政権は、イラクと開戦する正当な理由となる、イラクのWMD(大量破壊兵器)開発計画について証拠を集めていた。CIAも、イラクのWMD開発計画について調べていた。そして、CIAのイラクのWMD開発計画についての調査チームは、バレリーが率いる事になる。外部(UK)からの情報で、”イラクがナイジェリアから、イエローケーキ(原爆の材料のひとつ)を入手しようとした。”というものがあり、CIAは、ナイジェリアにコネクションのあるジョー・ウィルソンにナイジェリアに調査に行ってもらうことにした。ジョー・ウィルソンがナイジェリアで調べたのは、500トンものイエローケーキの輸出を、USとの関係をリスクにさらしてまで、ナイジェリア政府が容認することは、ほとんどありえない、というものだった。その他のCIAの調査もすべて、イラクのWMD開発計画の存在を否定するものばかりであった。これらは、ホワイトハウスの望んでいた回答ではなかった。それにもかかわらず、20031月のUS議会での大統領によるステート・オブ・ユニオン演説では、”イラクがアフリカから、ウランを購入しようとしていた。”という文言が含まれていた。また、20032月のコリン・パウエル国務長官による、国連安全保障理事会の演説でも、同様の文言が含まれていた。当時、CIA自身がアフリカ・コネクションのウラン購入は、ガセネタである、という見解であったにもかかわらず。

そして、320日に、イラク戦争は始まった。(フセイン政権は、4月には打倒される。)6月には、どうやらイラクにWMDはなさそうだ、ということがわかってきた。7月にジョー・ウィルソンは、ニューヨークタイムズの読者投稿で、”私が、アフリカで見つけなかったもの”という記事を書く。これは、この戦争の正当性について批難を浴びている政権にとって痛撃となるものだった。

そこで、副大統領のチーフスタッフであるルイス”スクーター”リービーは、ウィルソンに報復する為にバレリーの身分をばらすことにした。(CIA秘密工作員の名前を明らかにすることは重罪になる)そして、それは、ウィルソンの記事がでたわずか8日後に、シカゴ・サンタイムズに載った。これは、事実上、バレリーのCIA秘密工作員としてのキャリアに終わりを打つものになった。そして、その日からが、バレリーにとっての悪夢の日々の始まりだった。

 

コメント

この映画は、バレリー・プレームとジョー・ウィルソンがそれぞれ書いた本をもとに作られている。私は、どちらの本も読んでいない。バレリー・プレームのCIA時代の職務内容は、基本的に機密内容で、本や、議会公聴会での証言以外は不明である。ナオミ・ワッツの起用と演技はぴったりで非常によい。ショーン・ペンのジョー・ウィルソンも好演だ。惜しむらくは、ディック・チェイニー役の人がちっともチェイニーに似ていないので、わからなかったくらいだ。

ちなみに、この映画の公開のわずかまえに、ブッシュ前大統領の回想録が発売され、それにあわせて、前大統領がTVインタビューに出まくっている。結局、CIAの要請で司法省による司法調査が行われ、”スクーター”リービーは、起訴され、2件の大陪審での偽証、1件の司法妨害、1件の連邦捜査官に対する嘘の証言で、有罪となった。肝心のCIA秘密工作員の身分を明かしたことについては、起訴されていない。また、副大統領ディック・チェイニー、大統領スタッフ カール・ローブ、国務次官リチャード・アーミテージの関与も深く疑われたが、いずれも、起訴はされなかった。ウィルソン夫妻によるデイック・チェイニーらに対する民事訴訟も、オバマ政権の方針で文書が公開されないこともあり、最高裁までいったが却下になっている。

この映画は、判明している事実からは、大きく逸脱していないほとんどノンフィクションに近い内容となっている。

別のところで読んだ話では、ブッシュ政権の末期に、副大統領は、有罪となったリービーに恩赦をするよう大統領に求めたが、ブッシュ大統領は、断ったそうである。もし、恩赦してれば、まったく救いがない話だ。

 

 

結論

ナオミ・ワッツの好演もあり、最後までみさせる。映画としても、108分の中で、必要なことがらをコンパクトにまとめていて完成度は高く、視聴者(US有権者)の政府への怒りをかきたてるような内容である。真実との差は、マイナーなレベルでCIA勤務の実体が機密指定な為不明だが、それを除けば、映画としては、実現可能なレベルをすべて達成しているのではないだろうか。

さて、わが国でも、尖閣諸島漁船衝突事件の秘密指定のビデオがリークしているが、これに対応するアカウンタビィリティのある説明はあるのだろうか? 国家公務員法の守秘義務違反は、裁量で不起訴にしていいような内容ではないし、あけてみれば、なんということもないビデオを非公開にしていたことの説明も必要である。

これがUSであれば、ACLUなどが、内閣を相手取って、あけてみれば何の事もないビデオを非公開にしていた公開質問状をだしていることは、間違いない。日本は、システムとしての民主主義の成熟が問われている。

 

参考サイト



 

注:この映画は、日本公開は未定。fair gameとは、俗語で、かっこうの的という意味。この言葉は、一連の出来事の中では、大統領スタッフのカール・ローブが最初に使ったとされている。

 

注2: バレリー・プライムのFair Gameは、機密にひっかかる部分は、グレーアウトされていて、それが、全体に散らばっている、ちょっと異様な本である。これは、出版前に、CIA,弁護士などと相談してのことと思われる。


注3: バレリー・プライム・ウィルソンの議会公聴会証言のビデオは、www.cspan.orgで、見ることができる。


 注4: 上記文中のナイジェリアの記述は、ニジェールの間違いでした。謹んで、訂正します。


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AMTRAK乗車記

AMTRAK乗車記

 

列車の選択

今回、NYC-DCの旅で、始めて、Amtrakに乗った。乗車区間は、Newark – DCである。この間の距離は、おおよそ200マイルである。主な旅客用サービスとしては、Acela Expressというのと、Northeast Regional という2つの列車がある。Acela Expressの方が高くて速いのだが、Northeast Regionalとの差は、微妙である。

 

 

hours

First/business/Coach

Acela Express

2h32m

237/135/-

NE Regional

3h07m

- /108/76

*値段は、早期購入と時間帯によって変わります。

 

Acela Expressだけ、WiFiがつかえる。

たったの35分の短縮効果とWiFiだけで、$59はだしがたかったので、RegionalCoachのチケットを買いました。ちなみに、どちらの列車でも、すべてのシートは指定席である。

 

チケットの購入

チケットの購入は、Amtrakwebsiteで問題なくできる。決済はクレジットカードになる。このときに、バーコード付きのシートが、オンライン上とメールで送られてくるので、これをプリントして持参する。これは、チケットその物ではないので、これで乗車はできない。駅に、エアラインスタイルのチケット販売機があるが、これは、ペーパーに印刷されたバーコードを読めるので、これを、指示されたところに挿入する。そうすると、チケットが出てくる。チケットは、エアラインチケット形状である。RegionalCoachでは、チケットにも、シートの番号は、打たれていない。すなわち、あいているCoachの席に座りなさい、ということ。(日本の自由席とにているが、日本の自由席は、販売数の上限を切ってないが、Amtrakの場合は、シートの数で上限を切っている)。

 

乗車および乗車後

エアラインの場合は、バッゲージチェックインとセキュリティチェックがある。Amtrakの場合、2つまでは、持ち込みができて、それらは、ノーチェックである。チェックドバッゲージの場合は、30分前に渡すことが必要。

RegionalCoachでは、電源タップはある。WiFiはない。席のレッグスペース、バゲッジスペースともに十分である。

 

NYC-DC間は、全線で複線電化であり、そもそも、旅客サービスで使われる駅は少なく、停車駅数が少ないので、Regionalにしろ、Acela Expressにしろ、JRの在来線特急に近い存在だ。ただ、Amtrakは軌道が標準軌なので、車幅は広い。

 

 

飛行機との比較

Amtrakの駅は、NYCの中心部にあるが、フライトの場合は、NYCでは、いずれも、周辺部であり、NYCへ出るには、最低でも30分はみないといけない。DCでは、フライトは、レーガンナショナル空港は便利なところにあるが、ダレス空港およびバルチモア空港は、DCの周辺部だ。レーガンナショナル空港のフライトは、ダレス空港にくらべると割高で取りにくい傾向がある。

それに加えて、Amtrakの価格は、かなり低めに抑えてられているので、飛行機を選ぶ理由は、かなり低くなっていると思う。特に、1ヶ月近い前の購入の場合、飛行機ではないような値段で出ているので、その格差は、いっそう広がる。

 

JRとの比較

NYC-DC間の距離は、だいたい、東京ー名古屋にちかいが、ひかり・こだまの場合、10380円だ。ということは、だいたい$128で、所要時間は101分だ。ただ、JRの場合は、これより安いオプションは、快速の乗り継ぎしかなく、6080($75)で、所要時間は、380(一例)だ。JRでも、もっと、安くて速いオプションがあると望ましいのだが。。。。

 

結論

NYC-DCの間のトラベルは、Amtrakが座れて、環境もいい。今、オバマ政権の経済刺激策の一つとして、高速鉄道建設計画は、進行中だが、NYC-DCは、カリフォルニアの計画とならんで、もっとも実現性が高い路線の一つだ。NYC-DC間は、ほとんど平地で、用地もNYC側を除けば問題ないので、建設についての障壁は、高くないと思われる。

 

 

11/22 追記

 あとで、DC->NYCのフライトを使ったのだが、やはり、セキュリティチェックとか、ボーディングに、リードタイムがいるなど、DC-NYC間の移動は、飛行機よりAMTRAKの方が良い。飛行機では、フライトの正味時間は、55分ほど。今の状態でも、AMTRAKを選びたいが、将来、新幹線レベルの速さになると、おそらく、飛行機は、太刀打ちできなくなってなくなるのではないだろうか。


 

 

 

 

 

 

 

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