ことの発端は、Macの画面で、TimeMachineによるバックアップが失敗しているというアラートウィンドウだった。で、いくら、user name & passwordをいれても、適切な、read,writeパーミッションがないという。
 なにも変えたつもりはないので、ひょっとして、3日ほど前に、Appleがユーザー承認なしで、インストールしたパッチのせいかいな、などと疑いながら、TimeMachineでのバックアップ先のLinuxマシンをリブートすることにした。
 で、rebootのシーケンスをみていると、3台目のSATA HDDで、コマンドエラーなどがでている。
このLinuxサーバーは、500GBx2(RAID1/WD),1TB(Seagate)で、3台目の1TBディスクが、TimeMachineのバックアップ先。それで、これは、このHDDがダメなんだ、と判定した。

 次に、Seagateのサイトで保証状態を確認すると、来年1月5日まで、保証が効くという。そこで、RMAの手続きをおこなった。そして、交換で来るHDDとRAID1を組むために、同容量の1TB HDDを発注した。

 それで、ともあれ、マシンを立ち上げなおすことにすると、残る2台の500GB HDDの1つが、異様な音を発生させている。で、BIOSでチェックすると、1台目のS.M.A.R.T.が、badだという。幸いこれは、RAID1の片割れなので、このディスクを抜いても、Linuxは、、片肺のRAID1で立ち上がるのだった。

 で、先程、問題ありと判断したSeagateのドライブをつなぐと、こちらは、問題ない。そこで、SeagateのRMAは、キャンセルが必要なことになった。
 問題は、MBのSATAの物理的なチャネルと、Linuxの上のドライブ名は、1to1の固定の対応ではなく、Linux上では、必ず、sda,sdb,sdcという順番にアサインされることである。だから、BIOSレベルで、SATA port1のドライブ認識がアウトだと、port2,port3 とつながっていると、port2=sda,port3=sdbとアサインされてしまって、RAID1の構成が変になる。

 この時点で、1TB1け発注状態だったのだが、問題あるのは、500GBの片肺RAID1の方で、これを正常状態にもどすのは、500GBのHDDを調達することであった。だが、500GBのディスクは、1TBのディスクの85-100%程度の値段だ。そこで、Software RAIDなので、容量さえあえば、いいということで、更に、1TBを1け発注した。

 ということで、1TB HDD 2けで、1.2万円ほど、お金を使ってしまった。それで、RAID1の復旧とデータディスク側のRAID1化を、しないといけないことになった。

 これまで、コストパフォーマンスの問題で、Linuxサーバーをストレージに使ってるんだが、いいかげん,
ドライブ交換が可能なベアボーンスタイルのNASで、AFPが使えるものとの得失を、真面目に考えたほうがいいかもしれない。

 ちなみに、壊れた500GB HDDは、WDのBlueで、2010年製だった。当然、保証は切れている。HDDも、保証期間の倍使ったら、壊れる前に、交換するのが、いいのかもしれない。

PS
 結局、新しい1TB HDDは、WD Greenのペアで、RAID1。これは、データディスク。おもに、TImeMachine。で、Linuxのsystem側は、WD 500GBとSeagate 1TBで、500GBのRAID1。これだと、Seagateの後半500GBつかってないんだが、partition tableコピーのRAID1構成では、これしかできないので、500GB遊んでいるのは、受忍した。結果としては、うちのLinux側は、すべて、RAID1になったので、シングルドライブの故障には、完全に耐えれる構成になった。