165km/Hだ、というので、日本シリーズの第1戦を3イニングほど見たのだが。
まず、大谷は、やたらと変化球が多い。で、たしかに、速球もあるが、観てた間には、1度も160km/H以上の表示はなかったと思う。そして、なにより、打者が、ボールをミートできていて、前に打球が飛ぶ。

 もう、30年近く前の日本シリーズでの阪急の山口高志は、たしかに凄かった。なにしろ、バットを当てられないか、あてても、ほとんど、打球は前に飛ばない。なにより、投球の8割方は、唸るような豪速球だったから、小気味良いまでの三振の山だった。

 ということで、山口高志の再来か、と期待したが、期待はずれだった。