バニラのパッケージでは、プレイ可能な遊牧民族は、HunsとWhite Hunsだけだ。プレイして面白いとおもうのは、このカテゴリーなんだが、初期の挑戦度は、Hunsは、ハードで、White Hunsはノーマルだ。だが、やってみて、難しいのは、White Hunsの方だと思う。どこが、難しいかというと。

I 初期配置位置
 初期配置は、ゲーム・マップの東端だ。北は、荒野で、西と南は、ササニード帝国とその属国ばかりだ。ゲームの開始時点ですでに、ササニード帝国とは、戦争状態である。問題は、ササニード帝国と東ローマ帝国は、ゲーム開始時点では、戦争状態ではない。
 だから、やりすぎると、ササニード帝国とその保護国相手に、孤立無援の奮闘をしないといけなくなる。
 東ローマ帝国とササニード帝国の戦争が始まるのは、どういうことがトリガーになるのか、さだかではないが、White Hunsが健闘しすぎると、20年たっても、東ローマ帝国とササニード帝国の戦争は、はじまらない。

II 文化的相違
 White HunsもHunsも、宗教は、Tenglismだが、同じなのは、Budinians,MagyarsSabirsくらいだ。いずれも、遊牧民族だ。だが、ほとんどの場合、Hunsを除いて、これらの民族は、420ADくらいまでには、滅んでしまう。そうすると、文化的背景関係が異なる国ばかりが、残ることになる。

III 初期の軍隊の構成
 どういうわけだか、Hunsの場合は、すべて騎兵なんだが、White Hunsの場合は、騎兵と歩兵の混成で、その比は、6対4くらいだ。だが、Huns,White Hunsの軍事面での優位性は、騎兵とくにミサイル騎兵だから、この初期構成は、不利だ。それに、騎兵の調達コストは、高いので、Hunsに比べて、損である。だから、White Hunsでやる場合、歩兵ユニットの大幅な解雇と騎兵の採用をやることにしている。特に、最初は、経済が弱いので、維持費が高いHindukush Guardsなどという維持費の高い歩兵ユニットは、解雇しないといけない。騎兵ユニットの維持費も高いから。

IV 男性王族の不足
 Hunsの場合、Uldinが王で、KridakとCharatonが息子、いずれも結婚している。それで、Attilaは、400ADには、生まれることになっていて、420ADには、王になることが決まっている。だから、暗殺や戦闘で敗死するとかなくても、Uldin,Kridak,Charatonは、420ADまでに、死ぬことになっている。
 ただ、Hunsの場合、乱数で決まっていて、たまたまなのか、どうかしらないが、婚外子の誕生が多いので、普通、男性王族の数に不足することは、あまりない。
 ところが、White Hunsの場合、やはり初代王と二人の息子がいることには、かわりないが、2人の息子は、独身であることが多い。独身でも、婚外子ができることはあるのであるが、乱数できまっているのか、どうかしらないが、婚外子のできようが少ないことが多い。
 男性王族の数が少ないと、今の天皇家や、豊臣家みたいに、王家の維持そのものが難しくなる。なにしろ、軍司令官や知事は、王族以外から起用する必要があるから。だが、王家による王国の支配は、基本的に王族のinfluenceの総和だから、男性王族が少ないのは、大問題だ。
 独身王子を結婚させる方法は、Seek wifeボタンを押す方法と外国と政略結婚する方法のふたつしかないと思うが、いずれも簡単ではない。Seek wifeボタンを押すには、influenceが25必要で、成功しても失敗しても、Influenceは消費される。だが、これの確率は、高くないし、Influenceを25稼ぐのは、軍司令官や知事でないと難しい。
 外国との政略結婚は、より難しい。というのも、そもそも友好国を造るのが難しいし、相手に、年頃の女性がいることが必要だ。それだけでも、十分難しいが、成約させるには、大金(5000タラントとか)を払わないといけないことが多い。

V ササニード帝国は手強い
 ローマ帝国やゲルマン系民族は、歩兵主体の軍隊が多い。だから、騎兵主体の HunsやWhite Hunsには、平野での会戦では、手も脚も出ないことが多い。ところが、ササニード帝国の軍は、騎兵の比率が高いので、そういうわけには、いかない。そして、ササニード帝国が反撃に出てくる時は、フルスタックの軍が、3つとか4つで攻めてくることが多い。だが、White Hunsで、打倒すべき最初の相手は、ササニード帝国以外にないだろう。東西ローマ帝国は、ササニード帝国の西だし、Hunsも普通は、西へ行っているから。
それに、ササニード帝国は、属国が多いので、スパイ、祈祷師などのエージェントは、属国の分も含めるとかなりの数になる。そうなると、こちらの軍隊やエージェントに、相手のエージェントが群がるような状況になる。


VI 土地が肥沃でない
 White Hunsの初期配置されるアフガニスタン、ペルシア東方は、土地の肥沃度が低い。だが、遊牧民の食料供給は、土地の肥沃度に依存するので、肥沃度が低い土地では、食料生産は低い。近い所で肥沃度が高いのは、ササニード帝国の心臓部のメソポタミアだけだ。


結論
 というわけで、White Hunsの方が、Hunsより難しいと、思う。