それで、メーターをはずして、中を開けてみた。そうすると、予想通りのギアが、ダメになっていた。
この際だから、K75Sの場合のギアの詳細。

E1:モータードライブのギア。歯数は、12。オリジナルは、金属の軸受になっていて、抜くには、ピニオン・ギア・プーラーが必要。
MM2: 一番、最初に、ダメになりやすいギア。純正リア・タイヤサイズにより、パターンが異なる。K75Sは、44-16
MM3:MM2の次にダメになりやすいギア。K75Sの歯数は、40-34
MM4: このギアを売っているところは、少ない。K75Sの歯数は、23-22
MM5:トリップメーター表示ギアとオドメーター表示ギアを駆動するギア。名称不明なので、MM5としておく。歯数は、33-11

 ギアがダメになっている報告事例は、MM2,MM3,E1の順番で多く、MM5やMM4がダメになっている事例は、ほとんど聞かない。
 ギアを売っているところも、E1,MM2,MM3の3種類をうっているところが、ほとんどで、5種全部をを売っている所は、少ない。
 だが、ギアの材質は、MM2,MM3,MM4の3つは、同じなので、ギアを入手できるなら、全部、交換したほうが無難だろう。MM5は色が白なので材質は違うかも。

DSC00830


 6年前に、MM2のみ、odometergears.comからのものに変更したので、白である。のこりは、オリジナルのMotometer製。













なお、うちのK75Sは、リアタイヤサイズは、130/90-17で、オドメーターは、km表示である。たぶん、2V系で、リアタイヤサイズが同一で、オドメーターがkmのものは、同一ギア構成だと思う。


PS
クラシックKのリアタイヤ・サイズ














K75C120/90-18
K75S130/90-17
K75120/90-18
K75RT130/90-17
K100120/90-18
K100RS 2V130/90-17
K100RT130/90-17
K100LT130/90-17
K1160/60-R18
K100RS 4V160/60-R18
K1100RS160/60-R18
K1100LT160/60-R18