6年前の前回は、odometergears.comにMM2だけを発注したのであった。その経緯は、過去記事にある。
今回は、MM3がダメなのだが、MM4、E1も、早晩、潰れることは予期しないといけないので、できるだけ、多くのギアを交換することにした。

 問題は、E1,MM2,MM3,MM4,MM5の5点セットで売っているところは、非常に少ない。四輪用ギアを売っているところは、たいてい、E1,MM2,MM3の3点しか売っていない。

そこで、今回は、ネット上の情報などをもとに、ここに発注した。ここは、スペインの会社である。サイトデザインが手抜きなので、オーダー処理以降の部分は、英語はなくてスペイン語だ。それで、決済は、クレジット・カードだけ。
 決済しても、confirmation e-mailもトラッキング番号もない。

6/10 発注・決済
6/12 照会して、返事で送ったよ、メールが来る。
6/22 到着

 費用は、当時の為替レートで、約3800円前後だった。
 ここのギアの組み合わせは、うちのK75Sに合うのだが、たったひとつ問題があって、それは、E1のギアが、一般的なモーターシャフトに直接嵌めるものではなくて、前のギアについていたブッシングを使うものであることだ。

 それで、

A スペイン産のE1を使う。
B オリジナルのMotometer製E1を交換せずに残す。
C E1だけ、別途、調達する。

 の3択となった。オリジナルのギアは、まだ、問題は出ていないが、ダメになった事例は、ネットでいくらもあるので、Bはとりずらい。Aは、ギアが滑る恐れがあるんだが。。。
 それで、E1だけで、いくらで手に入るか調査したが、これは、汎用のギアなので、無茶苦茶安い。10個で、$1そこらである。そこで、発注した。ギアは、122Aという。

 それで、中国の122Aは、馬鹿みたいに安いんだが、すぐには、来ない。で、だめもとで、Aをトライすることにした。Aをやるには、オリジナルのMotometer E1の樹脂部分は、はずさないといけない。で、ニッパで、Motometer E1をつまむと、やはり、かためのういろうのような感じで、ギアは変質しているのが、十分に、感じ取られる。だから、Bは、いけない選択。
 それで、スペイン産E1を軸受に嵌めたのだが、嵌めた瞬間、これは終わってるな!と感じさせるものであった。だいたい、ZIFで嵌めれて、ユルユルである。接着剤などで固定する方法もあるけど、やめた。で、汎用122Aの到着を待つことにした。

 ebayの122Aは、無茶苦茶安いのはいいんだが、輸送費をけちり過ぎで、ETAは、7/10 - 8/10となってる。これは、ひどい!
 そこで、再度、122Aを含むスピンドル・ギアアラカルトのセットをオーダーした。こちらは、ETAは、6/28 - 7/10だ。

 ということで、K75Sのご不動さんは、まだまだ、続くのであった。やれやれ。