前回の記事では、スペイン産E1の使用はやめて、ebayに、122Aを発注したところまで、書いた。
待つこと、約20日で、中国から、あとで注文した方のDSC00847スピンドルギアアラカルトセットが到着した。
その中の 122Aを使ったが、結果は、バッチグーだった。

E1 の置き換え方法

1 ニッパで、オリジナル E1の樹脂部分を破壊して、取り去る。
2 次に、ニッパで、オリジナルE1の真鍮の軸受け部分を、掴んで、抉り抜く。
3 122Aを、スピンドルにはめ込む。この時、スピンドルは、軸方向に、5mmほど動くので、122Aは、完全に、嵌まっていない。完全にはめるためには、スピンドルの反対側から押してやる必要がある。
4 スピンドル反対側のカバーを外して、スピンドルを押してやり、スピンドルの先端が、122Aを貫通するところまで、122Aを押し込む。こうしないと、122Aは、ギアボックスカバーに当たるので、よくない。

 オリジナルE1の再利用は、ありえないので、ピニオン・ギア・プーラーなど、必要ではない。ニッパで十分。

 なお、今回、スペインから入手したギアは、一様に、横一線の縞があるのだが、こういうのは、一体成型では、できないはずなので、3Dプリンタで作っているみたいだ。現在、この手のギアは、セットで、$80とか4500円とか、馬鹿馬鹿しい値段での販売が横行しているのだが、うちも、3Dプリンター買って、試作してみようかしら。