Saltとは、主人公の名前イブリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)の名前から来ている。
表向きは、リンク石油というCIAのフロント会社の社員だが(だから、CIA職員)実は、旧ソ連時代に、KGBに仕込まれたスパイだった。だが、これも、スパイ向けの表の看板であったのだが。

話の筋は、全部は、書ききれないが、ロシア人の情報提供者(オルロフ)が、”イブリン・ソルトというロシアのスパイが、NYに葬式に参列する為に来ているロシア大統領を暗殺しようとしている。”と、CIAの尋問で告げる。尋問官は、ソルト。
それで、ソルトは、追われるハメになるのだが。実は、この暗殺計画の黒幕は、親米路線をとる現行のロシア政府の転覆と、US主動の世界秩序の破壊を企むオルロフだった。
  ところが、ソルトは、葬儀会場で、ロシア大統領を襲撃して、一見、ロシア大統領は死亡したかにみえたのだが。。。。。

実は、ソルトは、両親、夫をころしたオルロフ一味を非常に恨んでおり、オルロフの指令を実行するふりをしながら、彼らと彼らの企みの両方を潰そうとしているのだった。

あいかわらず、アンジェリーナ・ジョリーは、美人じゃないけど、セクシー。とくに、黒髪のときなんか、セクシー。で、結局、US政府機関も助けてくれない、誰にも頼らない正義の味方と、見ている方も、感情移入しやすい。

最後の終わり方を見ると、なんだか、続編がありそうな。。。
 
この映画は、もともと、主人公は、男を予定していたのだけれど、台本を書き換えて、アンジェリーナ・ジョリーで正解だった。

5点満点で、 3.5くらい。