Coma(USA/1978)
監督: マイケル・クライトン
出演:ジュヌビエーブ・ビジョルド、リチャード・ウィドマーク、マイケル・ダグラス
公式サイト: http://www.imdb.com/title/tt0077355/
評点(5点満点)
ストーリー
ボストン記念病院に勤める若き外科医のスーザン(ジュヌビエーブ・ビジョルド)は、親友のナンシーが中絶手術の最中に麻酔事故で、昏睡状態に陥いり脳死したことにショックを受ける。しかし、その事故に疑問をもったスーザンは、調べてみると、翌日にも、また、同じような昏睡事故が起きたことを知る。そして、コンピュータ技師に頼んで、ボストン記念病院での昏睡に至るケースが異様に多い事に気づく。さらに調査をつづけると、すべての昏睡事故は、手術室8で起きていること、そして、昏睡状態の患者は、郊外にある、ジェファーソン・インスチチュートに送られている事がわかった。ジェファーソン・インスチチュートが週に1度開いている外部向けの説明会に参加した、スーザンは、説明会が終わったあとも、施設にとどまり、そこが、実は、昏睡患者の臓器売買を行う場所であることを知る。そして、なんとか、施設を抜け出したスーザンは、外科部長のハリス(リチャード・ウィドマーク)にすべてを告げるが。。。。。
コメント
最後まで、息をつかせずみせるというサスペンスの壷は押さえられて作られている。主役のジュヌビエーブ・ビジョルド、敵役のリチャード・ウィドマークも、ハマりどころだ。音楽は、最近のに比べると古さは否めない。マイケル・ダグラスは、若くて、院内政治にばかり関心のある頼りない医師のやくどころ。時間も長すぎずに、よくまとめられている。
結論
70年代サスペンスの佳作。